2008年1月17日木曜日

ディスク関連のTerminal Tools

ディスク関連のTerminal Toolsを探しました。

bless -- set volume bootability and startup disk options
 :起動ディスク設定
diskarbitrationd -- disk arbitration daemon
 :ディスクの挿入などを調べるデーモン
diskutil -- Modify, verify and repair local disks
 :最も中心的な、何でもできるツール
drutil -- interact with CD/DVD burners
 :CD/DVDを焼くためのツール
fsck_hfs -- HFS file system consistency check
 :HFSを調べるツール
fsck -- filesystem consistency check and interactive repair
 :ファイルシステムを調べて修正するツール
gpt -- GUID partition table maintenance utility
 :Intel MacのGUIDパーティションを扱うツール、未完成
hfs.util -- HFS/HFS+ file system utility
 :HFSとHFS+を扱うツール
mount_hfs -- mount an HFS/HFS+ file system
 :HFSとHFS+をマウントするツール
mount_udf -- mount a UDF filesystem
 :HFSとHFS+をマウントするツール
mount, unmount -- mount or dismount a filesystem
 :ファイルシステムをマウントするツール BSDのツール
newfs_hfs -- construct a new HFS Plus file system
 :HFS+を扱うツール
newfs_udf -- construct a new UDF file system
 :UDFを扱うツール
pdisk -- Apple partition table editor
 :Appleのパーティション テーブルを編集するツール
umount -- unmount filesystems
 :ファイルシステムをアンマウントするツール

探した場所は以下のページです。

API Reference: Mac OS X Manual Pages

各ツールのソースコードが公開されているかは調べていませんし、これ以外にも便利なツールがありそうです。

2008年1月2日水曜日

PowerPCとIntelのUSB

AppleのDavid FergusonがPowerPC MacとIntel MacのUSBの違いを説明していました。

PowerPC MacではUSB 1.xにはOHCIチップ、USB 2.0にはEHCIチップを使用していて、Intel MacではEHCIチップを使用している点が異なると言っています。PCI拡張カードでPowerPC MacにEHCIチップを使い、Intel MacにOHCIチップを使うことでデバッグができると説明しています。

UHCIチップはOCHIよりも制限が多くて、例えばisochronous転送を扱うのも面倒だそうです。

Mac OS X 10.4.11が不安定

よくわからないのですが、どうもMac OS X 10.4.11が不安定です。

はっきりとしないのですが、ATOKが頻繁にSafariやiCal、Mailなどのアプリケーションを再起動させているように思えます。

ことえりは、やたらとプロセッサ パワーを使っているらしく文字入力に関係なくPowerBook G4のファンが回転します。ことえりをリストから抜いて、ATOKにするとファンは止まります。リストにことえりがあると、ことえりが選ばれていなくてもファンが回ります。

話は少々変わりますが、プロセッサ パワーの消費量を調べる方法として、アクティビティモニタ(Activity Monitor)があります。しかし、Activity Monitor自身がかなりのプロセッサ パワーを消費して何の検査をしているのか分からなくなることがあります。こんなときにノートMacがお勧めです。少しでも無駄なエネルギーを浪費するプログラムがあると、とたんにファンが回転し始めて騒音を出します。また、KEXTドライバの空回りバグも検出できます(笑)

Xcode 3.0のマニュアル

Xcode 3.0でマニュアルなどの資料の構成が変わりましたが、配付方法も変わったようです。
以前は以下のディレクトリにありました。

/Developer/ADC Reference Library/

新しい場所は以下のディレクトリです。

/Developer/Documentation/DocSets/

逆のURLで書かれているディレクトリにバンドル書式で各資料が入っています。例えば以下のようになります。

com.apple.ADC_ Reference_Library.DeveloperTools.docset/

Appleの開発者向けメール"Developer Connection News"でXcode 3.0でマニュアルのアップデートが紹介されていました。しかし、そのファイルの拡張子が.xarでした。

これまでは拡張子.dmgでダブルクリックしてディスクイメージをマウントして、中の拡張子.mpkgのファイルをダブルクリックするとマニュアルがインストールされました。しかし、拡張子.xarはダブルクリックしてもアプリケーションを選ぶように言われるだけです。

この拡張子.xarのファイルは圧縮ツールxarのファイルで、本来はMac OS Xのインストーラ(Installer)などで使うつもりだったようです。xarの使い方は以下の通りです。

xar -xf ファイル名

伸張されたファイルはカレント ディレクトリに生成されます。xarの詳細はman xarか、以下のURLを参照してください。

http://developer.apple.com/documentation/Darwin/Reference/ManPages/man1/xar.1.html

XARプロジェクトでは様々な圧縮方法をXMLフォーマットで管理することを目指しているそうです。ファイルの中身を見るには以下のようにします。

xar -xt ファイル名

ただし、Xcode 3.0を使っている場合には、自動アップデートが可能になっています。