2008年6月14日土曜日

ホログラム的

今週月曜日のWWDCでの発表を聞いて、ホログラムをイメージしました。ホログラムの特徴の一つに一部分からも全体がそれなりに再生できる点があります。

ひとかたまりのデータをMac、iPhone、iPod、サーバなどそれぞれの特性に合わせてデータを保存し、共有することを考えているように思われます。

たとえば、デジカメが当たり前となった現在では一度に10MB前後の静止画や動画を撮影することは当たり前となりました。撮影したデータはPCに置き要不要で振り分け、必要に応じてコメントなどを付けます。長期保存用の写真はローカル サーバに置き、公開する写真はコメントなどと共にInternet上のサーバに置きます。Internet上のサーバには制限があるのでサイズは小さくなります。現在の技術では縮小表示用と各代表時用の二つのデータを持つことになります。iPhoneやiPodで普段に持ち歩く写真も縮小されたものですが、コメントはあまり必要ありません。

資料を作るときにも、作っている最中のデータはPCに置きます。毎日のバックアップはローカル サーバに置き、クライアントに見せるプレゼンテーション用データと詳細データはPDFやHTMLにしてInternet上のサーバに置きます。また、作業メモや目次はiPhoneやiPodに置きます。

以上のようなデータを意識せずに、装置に合わせた形式でコピーできるようになれば便利そうです。また、一部の装置が壊れても他の装置のデータで補完できます。

PC、PDA、携帯電話、ローカル サーバ、Internet上のサーバ、それぞれでデータを重複して共有させるというのが今後のトレンドなのかもしれません。

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