2008年8月26日火曜日

iPhone SDKの制限事項

AppleはiPhoneの扱いにさまざまな新しい試みをしています。そのために産みの苦しみとも言える問題が多発しているようです。

たとえば、iPhone SDKの扱いです。ライセンスのNDA条項のために詳細は書けませんが、興味深いシステム運営の試みであることは間違いなく、また成功してもらいたいとも思います。

成功するために数多くある問題の一つとして、ダウンロードしたiPhone SDKの制限事項ぐらいはWebサイトか登録前のライセンスに記述するべきだったのではないかと思います。

2008年8月23日土曜日

新プラットフォーム

日経エレクトロニクスの2008/08/11 no.984にiPhoneの特集「iPhoneふたつの顔」が掲載されています。日経エレクトロニクスは電子機器メーカと技術者が読者なので、彼らが喜ぶ記事を書きます。当然、特集の内容はiPhoneを非難する記事となります。技術者の間では有名な雑誌なので嘘は書いていませんが、タイトルなどの編集でミスリードを誘い、注釈で間違いの指摘から逃げています。

それでも、PCでも携帯電話でもない「新しいプラットフォーム」という発想が日経エレクトロニクスの編集者には理解できていないようです。彼らの記事は古い目で目の前にある製品を見ているだけで、新しい目で製品の発想や思想を見ていません。AppleがiPhoneで何を意図し、どのような製品を出そうとしているのかを見通そうとしていません。

Macintosh全盛の時から日経はAppleの新しい発想が理解できず、Appleに対して批判的な記事を多く掲載しています。

今回の記事でもiPhoneの新しい発想が理解できず、旧来のPCや携帯電話として捉えようとしています。読者が日本の企業なので致し方ないことではあるのですが、新しい発想を伝えることもマスコミとしての義務であると思います。

2008年8月17日日曜日

クメール式英語

日本式英語が日本語を元にしているのと同様に、クメール式英語もクメール語を元にしています。

例えば、単語の最後を発音しないことが多いです。クメール語では単語の最後を口の形を作るだけで実際には「ほとんど」あるいは「全く」発音しない単語が多くあります。同様のことが英語におきるのですが、発音の有無の法則は良くわかりません。単語の最後が分からないので、文の前後関係から単語を推測するしかありません。

クメール語の過去形では文章の最後にハウイをいれます。このハウイをAlreadyと訳して、過去形で話すときに動詞を過去形にせずに最後にAlreadyをいれるクメール式英語も多いです。Alreadyが分の最後に入れば過去形のつもりで話していると思ってよさそうです。

私も間違いやすい否定形の疑問に対するYesとNoの返事は、クメール式英語も同様に間違いやすいようです。否定形で質問したときには確認が必要なので、できるだけさけた方がよさそうです。

もう一つある問題が "January"の発音です。カンボジア人の発音をあえてカタカナで記述すると「ジャンジュアリ」となり、"Jan"の部分を「ジャン」として、"n"の発音がまたがって"nuar"となり「ジュア」と発音さているようです。私が知っているのは"January"だけなのですが、調べれば他にもありそうです。

2008年8月2日土曜日

DNS問題はまだ?

AppleがDNSの問題を解消するためにアップデートを発表しましたが、それでも不十分だと言っている人がいます。

http://db.tidbits.com/article/9721

なかなか、悩ましい話しです。

IEEE 1394-2008

IEEE 1394-2008が承認されたそうです。

http://www.1394ta.org/press/TAPress/2008_0709.html

公開は10月以降になるそうですが、今までのS400とS800に加えて、S1600とS3200が正式に加わったようです。

これまでS1600とS3200は暫定でしたが、ハードウェアの発達で承認にこぎ着けることができたようです。ハードウェアで気になるのはEthernetとの混在ですが、どうなるか楽しみです。