2010年3月8日月曜日

iPhone側でFTPやWebDAV


iPhone OS側でFTPやWebDAVのファイルサーバを開いてデータをやり取りしているAppを続けて見つけました。

EBPocket free
無料の辞書検索ソフトで、EPWINGという書式の辞書データを検索できます。コンピュータから辞書データをiPhone OSに転送して検索しますが、この転送時にiPhone OS側でFTPサーバを開いて転送します。Finder標準の[サーバへ接続...]命令のFTPは読み出し専用のため、Mac OS X標準のftp命令をターミナルで使います。

Discover
無料のファイル共有ソフトです。AppleのMobileMeのiDiskでも採用されているWebDAVでiPhone OSにファイルサーバを開き、iPhone OSにファイルを転送するとpdfなどのファイルが見られます。Finder標準の[サーバへ接続...]命令で、WebDAVサーバ内のファイルを読み書きできます。

ただし、Discoverは取り込んだデータを呼んでいる最中もWebDAVサーバが起動したままのように見受けられ、消費電力が気になります。

似たようなプログラムにDoc Viewer Liteがありますが、こちらはMac OS X側でFTPサーバを開いて、Doc Viewer Liteから取り込みます。無料版ではコピーできるファイル数に制限があります。

Apple標準のファイル共有ソフトとしてiDiskがありますが、わざわざInternet上のサーバ経由でデータをやり取りするのは面倒ですし、重要なデータをInternet経由で転送するのは保安の意味でも気になります。

EBPocket freeとDiscover、Doc Viewer Liteの三つに共通して言える事は、ユーザインタフェースのデザインが悪いという点です。本当に必要な機能の選択と配置ができていないために、色々と機能がありますが使いにくいデザインになっています。

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