2011年10月19日水曜日

壊して検証

こんな記事を見つけました。
原発事故とHALT - 日経エレクトロニクス - Tech-On!
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111019/199491/

HALTという規格がどの程度のものかは知りませんが、日本にも過激な想定で製品の検証試験をしているメーカがあります。それは松下電器(現パナソニック)です。

30年以上前の学生時代に松下電器でアルバイトをしたことがあります。私が作業しているとなりで製品のあちこちをショートさせたり、加熱したり…つまりワザと壊してどのような影響が出るかを調べているグループがいました。

上記の記事ではコスト削減のためにも役立つと書いています。1995年頃に松下の製品に関して面白い噂を聞きました。雷が落ちた時に電源に流れる急激な電流から保護するための電子部品があります。その頃の日本のメーカはコスト削減が最優先課題で、この部品は削減対象でした。しかし、松下はこの部品を必ず付けていました。おかげで落雷があっても松下の製品だけは助かりました。松下電器のディーラから松下幸之助の指示だと言う噂を聞きました。

そういえばパナソニックにはToughBookというノートPCがあります。以下の記事を見ると30年前の精神は今も生きているようです。
ノートPC・タフブック/PCは鍛え抜かれてタフになる。 | イズム「ism」 | Panasonic
http://panasonic.co.jp/ism/tough/index.html
私のMacBook Pro 17"はToughBookほどではありませんが、SSD(シリコン)なのでHDD搭載のPCよりは丈夫です(笑)

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