2012年9月21日金曜日

Mac OS X 10.8.1色問題…つづき

このBlogで以前に書いた画面が青くなる(以後『青化』)の続きです。

10.8.3で改善したか?と思いましたが間違いでした。

試しに10.6.8で起動すると[グラフィックスの自動切り替え]チェックボックスの設定に関係なく利用できます。このことから、ソフトウェアの問題であることは間違いないと思います。ただし、昔のようにハードウェアのバラツキ(たとえばグラフィック回路内のDACが参照する基準電圧が安定するまでの時間のバラツキ)がソフトウェアによる初期化ミス(基準電圧が安定する前に読み込んでしまう)で顕著化した可能性は残ります。

先にも書いたように内蔵回路とアクセラレータのどちらか一方で青化が発生しますが、まれにどちらでも問題なく表示できることがあります。残念ながらどのような状況で正常に表示されるかが把握できていません。

2012年9月18日火曜日

Appの説明を見比べる

hints.macworld.comにはオッと思わせるチップスがあってRSSで毎日配布しています。以下の内容も、その一つです。
Mac OS XのApp StoreやiTunesにあるアプリケーションのアイコンをWebブラウザにドラッグ&ドロップすると説明が表示され、タブやウィンドウで複数の説明を同時に見られます。
Drag Mac App Store and iTunes Store icons to web browser for easier browsing - Mac OS X Hints
http://hints.macworld.com/article.php?story=20120917002101514

2012年9月12日水曜日

メール.appとリマインダー.app

必ず返事しなくてはらないメールがある時に、メール.appのメールをリマインダー.appにドロップしてアラートを出せるようにできます。
以下の記事に紹介されていて、初めて知りました。
Create Outlook-like reminders for Mail - Mac OS X Hints
http://hints.macworld.com/article.php?story=20120910063918784
少し試してみただけでも、メール.app、カレンダー.app、スティッキーズ.appなどがそれぞれ相互にそれなりにドラッグ&ドロップできます。

2012年9月5日水曜日

Mac OS X 10.8.1 (Mountain Linon)の色問題

Mac OS X 10.8.1 (Mountain Linon)でiPhotoやQuickTime Player 7など特定のアプリケーションをMacBook Pro 17"(Mid 2010)で起動すると画面が青っぽくなる問題が私のところで発生しています。

問題のあるアプリケーションを起動すると青っぽく表示され、終了すると正常にもどります。そのアプリケーションが起動している間は、Finderなど他のアプリケーションに切り替えても青っぽく表示されます。

青く表示されている時にスクリーンショットを撮り、正常に表示されている時にみると、正常な色で表示されます。このため、カメラで画面撮影して症状確認しています。

まずは正常な場合です。

次に異常な場合です。

省エネルギー設定

Appleのサポート コミュニティー日本語版 に『[システム環境設定: 省エネルギー]の[グラフィックスの自動切り替え]チェックボックスをOFFにする』と言うのがありました。たしかに、このチェックボックスをOFFにすると障害が発生しなくなるようですが、原因が分かりません。
Mac OS Xのバージョン
上記のコミュニティーには10.7.4で修正された…らしいと言う記述もありますが、今回の問題は10.8.1(10.8.0は試していません)です。

gfxCardStatus

米国のサポート コミュニティーをみるとgfxCardStatusと言うツールが紹介されていました。
cody krieger dot com
http://codykrieger.com/gfxCardStatus

このアプリケーションを利用すると、プロセッサ内蔵のグラフィック回路(以後『内蔵回路」)とNVIDIA GeGorce(以後『アクセラレータ』)の切り替えを手動や自動でできます。

このアプリケーション を起動して自動切り替えに設定すると、iPhotoなど問題のあるアプリケーションを起動するとアクセラレータに切り替わり、通常は内蔵回路に切り替わっています。

青くなる場合は主にアクセラレータを利用した場合ですが、MacBook Proを起動した直後に問題のあるアプリケーションを起動すると、内蔵回路を利用した場合に青くなる場合があります。

さらに、gfxCardStatusをインストールして以降に画面表示が大きく乱れる問題が発生しました。

問題は続く

内蔵回路とアクセラレータとの切り替えがうまくできていないような感じですが、症状が安定しません。

この種の問題で経験的に一番気になるのがグラフィック回路にあるDACの初期化不良やハードウェア的な不具合(特に電源安定化回路の不良)ですが・・・推測の域を超えません。

Calendar.appのキャッシュ クリア



Mac OS X 10.8.1 (Mountain Linon)にアップグレードすると、Calendar.app(日本語ではカレンダー.app、以前はiCal.app)とiPod touch(第4世代 8GB)の同期ができなくなりました。しかし、Appleのサイトに書かれている方法で、Calendar.appのキャッシュをクリアすることで何とか利用できる状態になりました。

作業手順は以下のサイトに書かれています。

Sync Services:連絡先およびカレンダーの同期に関する高度なトラブルシューティング
http://support.apple.com/kb/TS2481?viewlocale=ja_JP

一つ一つ手順を追って作業を進めれば良いのですが、色々なバージョンにあわせて書かれているためわかりにくいところもあります。Mac OS X 10.8.1に特有の部分は二カ所です。

[カレンダーの同期に関する問題: 5. Finder で...]の項目で、私が削除したファイルは
Calendar Cache
です。

次の[カレンダーの同期に関する問題: 7. 「Caches」フォルダの中にある...]の項目で、私が削除したのはファイルではなく、
com.apple.CalendarAgent
com.apple.iCal
のフォルダです。

なお、[カレンダーの同期に関する問題: 10. 「カレンダーを開きます]に書かれている通りにCalendar.appを起動すると、カレンダーのデータ再構築が始まりしばらく待つことになります。

副作用としてSafariで以前に削除したブックマークが復活する現象が起きました。

8.0.1での不具合

Mac OS X 10.8.1 (Mountain Linon)にアップグレードすると二つの問題が発生しました。
一つはCalendar.app(日本語ではカレンダー.app、以前はiCal.app)とiPod touch(第4世代 8GB)の同期ができなくなりました。
もう一つはQuickTime Player 7など特定のアプリケーションを起動すると画面が青っぽくなります。

Calendar.appの問題はキャッシュをクリアすることで何とか利用できる状態になりました。しかし、画面が青っぽくなる問題は回避方法がわかっただけで解決できていません。