2018年4月24日火曜日

MacBook Pro 15” (2017)はガゲガゲガゲ

MacBook Pro 15” (2017)はガゲガゲガゲという感じである。

なにがガゲガゲガゲかと言うとキーをタイプしたときの音である。「バタフライ構造」などと読んでらしいが・・・正直に言ってApple製品とは思えない。

いままでLisaやMacintosh 128Kのキーボードから始まって、ADB (Apple Descktop Bus)、USB、PowerBook、MacBook Proなどのキーボードを使ってきた。しかし、これほどひどい騒音はLisaやMacintos 128などのキーボードに匹敵する、などと無茶を言いたくなるほどうるさい。夏目漱石は「うるさい」を「五月蠅」と書いたが、この騒音は「六月蛙」(笑)

本体を薄くするためのトレードオフとして考えた場合に、薄くする理由は持ち運びどこでも利用できるようにするためであろう。どこでも、と言うことは図書館のような静かなところも含まれるべきであろう。この騒音はトレードオフとして成り立たない。とくに今までのパンタグラフ構造のキーボードがMacBook Proも含めて静かであっただけに、その騒音は目立つ。その騒音はBluetoothのキーボードを持ち歩くという愚かな誘惑に駆られるほどである。Appleのキーボード開発担当者とマーケティングはどのような理由で、この騒音を許容範囲内としたのであろう?まさか価格重視のノートPCと比べたわけでもなかろう。

さらに気に入らないのが巨大なトラックパッドである。両手で触ると無視する機能がついている「はず 」だが、それで間に合わないほど誤動作が激しい。大きすぎるために、手を置くだけで入力と間違い、誤動作して小さくプチプチプチと音がしたり、画面がエラーか何かでフラッシュして、驚いて手をのける。たとえば、Safariでブラウズをしていて、クリックが効かなくなったり、急にスクロールを始めるなどした場合には、両手を話してしばらく待たなくてはならない。

私がAppleに在籍した頃のキーボード担当者やトラックパッド担当者なら採用していないだろう。「絶対に」と言いたくなるほどだ。

0 件のコメント: