2016年9月20日火曜日

USB Apple Keyboard 分解

USBタイプのApple Keyboard A1243手元でUSB装置を接続できるので Bluetooth よりも便利でしたが三年経って 右 shift, control, up arrow の三つのキーが機能しなくなりました最近のキーボード スイッチは少々液をこぼしたぐらいでは壊れないはずなので配線不良が一番ありそうな不具合だろうと推測し分解を試みました

裏面のプラスチック成型は前面が接着剤で固定されています。最近は両面テープ風に接着剤を薄く散布できる技術が開発されたのか、それとも大量のゴミを覚悟で両面テープを使っているのか、いずれにせよ接着剤を剥がしていきます。
USBコネクタ側にはフレキシブル ケーブルがあるので要注意です。大型のカッターナイフの刃先を隙間に差し込み、少しずつ剥がしていきました。写真からははみ出していますが、左のカッターナイフは「ツメ付」で、このツメを差し込んで少しずつ剥がし、かがれたところにアイスキャンディーの木片スティックを入れていきます。なぜ、アイスキャンディーのスティックかというと、木製なので比較的柔らかく、絶縁性もあると言う思惑です(笑)
20分から30分ほどで引きはがせました。USBコネクタ側のフレキシブル ケーブルはこの様な状態で二カ所にあります。
後は、金属プレートを剥がすだけと思ったのですが、ここで挫折しました。

本体側のプラスチック成型を熱で溶着しています。溶した部分を割って引きはがしても、金属プレートはゆがむだろうし、ホットボンドは手元にないし、ホットボンドで接着できる自信もありません。他に良さそうな接着剤も手元にないためあきらめました。残念(笑)

iOS 10.0.1 アップデートに問題、でも・・・

iOS 10.0.1にアップデートしたところ以下のような問題が発生しましたがAppleのサポートは把握してしていたらしくテキパキと解決方法の返事が返ってきました
  • 頻繁にWi-Fiが切れる
  • appの削除ができない
  • スリープに入らない
  • Apple IDの承認も表示されない
  • Find My iPhoneも動かない

Apple IDは二重承認にして二度目の承認番号の受信装置をiOSに設定しているとその承認番号が表示されませんFind My iPhone今回の場合はiPadもiCouldから音を鳴らすように命令しても鳴りません

教えてもらった対応方法は以下の二つです。
  •  [設定>一般>リセット>ネットワーク設定をリセット]でApple IDとFind My iPhoneの問題が解決
  •  appの削除はバックグランドのappを全て終了させると削除可能


そのしばらく使って、Wi-Fiが切れる問題もなく、スリープにも入ることを確認できました。

2016年7月13日水曜日

iOS上のプログラミング環境

iOSは教育用としてプログラムが書けるようになりました。codeSparkのThe Foosのようにゲーム的なアイコン プログラミングもあり、それはそれで子どもは喜びます。一方で、Hopscotch TechnologiesのHopscotchはもう少しできることの多いアイコン プログラミングです。


Hopscotchにはいろいろと制限があり、いまのところHopscotchでは出来上がったプログラムはキーボードからの入力できません。しかし、プログラム内からボタンを並べることは可能で、テンキー程度であれば簡単です。下図のようなかけ算学習用appを作ってみました。ちなみに、Hopscotchは子ども向けに数字や絵にアニメーションをつけることは得意なようです(笑)


The FoosとHopscotchは無料ですが、有料であれば…通常のプログラム環境でも悩んでしまうようなことをアイコン プログラミングで実現しているTinybopのeverything…があります。


アイコン(関数)もいろいろあってiOSの日本語環境では日本名が付きます。アイコンだけを切り抜いて編集すると以下のようになります。



たとえば、下から二列目の[トランスミッター]と[レシーバー]は興味深いです。二台のiOS装置を用意して、一台のカメラのシャッターを、もう一台から無線リモートで押して写真を撮影できます。この種のappは商品としてありますが、子供用プログラミング環境で実現できるので笑えます。

より実用的な「文字プログラミング」は…Pythonista3 の配布が始まりました。資料はMarkdownで書かれているのですが、リーダーを見つけることができません。PythonにはMarkdownを見るためのライブラリがありますし、導入の解説にはできそうなことが書かれています。解説図にもPreview Markdownと書かれたアイコンがあります。詳しく読んでみると「自分でMarkdownを見るためのプログラムを書くことでPythonistaの使い方を学習しろ」と言うことを「匂わせて」いるように思えます(苦笑)

Pythonは全くの初心者で構文もわかりませんが、ネットに転がっているcode snippetsをかき集めて数日で動くものができました。有り余るプロセッサ パワーでゴリ押しするPythonやJavaScriptなどのインタープリターには驚かされます。

・・・とは言うものの本命はiOS用のSwift Playgroundです。さっそく旬の「冷やし中華 始めました」といきたいところですが、いまはMac OS X…いやmacOSのXcode Swift Playgroundです。解説の最初のページを見て、1985年から始まったMPWのshellを思い出しました。プロセッサ パワーが数桁異なりますが、基本は30年ほど前と同じ感覚でしょうか?(笑)これがiOSでどのように化けるのか楽しみです。