2018年7月28日土曜日

ディスクイメージのマウント

ディスクユーティリティ.appの機能の一つに「ディスクイメージ」があります。ファイルをまとめて管理するときに便利で、暗号化もできますので、さまざまな場面で利用できます。

ただ、ディスクイメージ内のファイルやアプリケーションを開くには、ディスクイメージを開いて、ファイルを開くという二度手間になります。そこで、この作業をAppleScriptで自動化して一度手間でファイルを開けるようにしました。

Automatorなど他の方法でも実現可能だろうと思います。しかし、Automatorではディスクイメージのマウントが完了する前にファイルを開こうとします。そこで、ディスクイメージのマウントを確認する方法を探して、AppleScriptの方法が先に見つかりました。たまたま です(笑)

以下のAppleScriptはパス[‘PassTo_myDisk_image’]にあるディスクイメージ[myDisk]をマウントして、ファイル[myFile]を[myApp]で開くものです。


set diskName to “myDisk”
tell application "Finder"
 repeat
  if disk diskName exists then
   do shell script ("/usr/bin/open -a '/Applications/myApp/‘ '//Volumes/myFile’”)
   exit repeat
  else
   set theDiskCheck to disk diskName exists
   do shell script ("/usr/bin/open ‘PassTo_myDisk_image’”)
   delay 1
  end if
 end repeat
end tell

あとは煮るなり焼くなりしてお楽しみください。

2018年7月21日土曜日

複数のappを一発起動…だけ?

複数アプリケーションの一括起動はmacOS標準付属ツールのAutomatorで簡単にできます。一般的なmacOSの利用方法としては以下のようにします。

まず、Automatorを起動して表示されるウィンドウの[新規書類]ボタンを押し、さらに[ワークフロー]を選択するとウィンドウが表示されます・・・と、ここまではAutomatorの標準作業です。

次ぎに、Finderから起動したいアプリケーションを好きなだけ選択して、Automatorのウィンドウにドロップします。これで、[指定されたFinder項目を取得]という欄が作られ、その中にドロップしたアプリケーションのリストが表示されます。

あとは、左欄にある[ライブラリ]内の[ファイルとフォルダ]を選択して、その右にある一覧から[Finder項目を開く]を選択して右欄にドップします。これで、右上の[実行]ボタンを押せば、リストにあるアプリケーションが次々と起動します。


もちろん、[指定されたFinder項目を取得]の一覧の中に書類もいっしょに入れると、アプリケーションと同様に書類も開きます。macOSですので、アプリケーションと書類を別々に開くような面倒な作業は不要です。

書類を通常とは異なるアプリケーションで開きたい・・・と言うわがままもアリです(笑)その書類をAutomatorの右欄にドラッグ&ドロップして、その下に[Finder項目を開く]もドップして、[このアプリケーションで開く]のポップアップメニューから開きたいアプリケーションを選択してください。

一つや二つだけアプリケーションを起動するだけであれば、起動するアプリケーション毎に[アプリケーションを起動]をドラッグ&ドロップして、ポップアップメニューで表示される長いリストから起動したいアプリケーションを選択します。まぁ、これで三つ以上のアプリケーションを起動するのはお勧めしません。面倒でmacOSらしくないし、粋でも、粋でもない(苦笑)