USBタイプのApple Keyboard A1243は手元でUSB装置を接続できるので Bluetooth よりも便利でしたが、 三年経って 右 shift, control, up arrow の三つのキーが機能しなくなりました。 最近のキーボード スイッチは少々液をこぼしたぐらいでは壊れないはずなので、 配線不良が一番ありそうな不具合だろうと推測し分解を試みました。
裏面のプラスチック成型は前面が接着剤で固定されています。最近は両面テープ風に接着剤を薄く散布できる技術が開発されたのか、それとも大量のゴミを覚悟で両面テープを使っているのか、いずれにせよ接着剤を剥がしていきます。
USBコネクタ側にはフレキシブル ケーブルがあるので要注意です。大型のカッターナイフの刃先を隙間に差し込み、少しずつ剥がしていきました。写真からははみ出していますが、左のカッターナイフは「ツメ付」で、このツメを差し込んで少しずつ剥がし、かがれたところにアイスキャンディーの木片スティックを入れていきます。なぜ、アイスキャンディーのスティックかというと、木製なので比較的柔らかく、絶縁性もあると言う思惑です(笑)
20分から30分ほどで引きはがせました。USBコネクタ側のフレキシブル ケーブルはこの様な状態で二カ所にあります。
後は、金属プレートを剥がすだけと思ったのですが、ここで挫折しました。
本体側のプラスチック成型を熱で溶着しています。溶した部分を割って引きはがしても、金属プレートはゆがむだろうし、ホットボンドは手元にないし、ホットボンドで接着できる自信もありません。他に良さそうな接着剤も手元にないためあきらめました。残念(笑)