Xcode 3.0でマニュアルなどの資料の構成が変わりましたが、配付方法も変わったようです。
以前は以下のディレクトリにありました。
/Developer/ADC Reference Library/
新しい場所は以下のディレクトリです。
/Developer/Documentation/DocSets/
逆のURLで書かれているディレクトリにバンドル書式で各資料が入っています。例えば以下のようになります。
com.apple.ADC_ Reference_Library.DeveloperTools.docset/
Appleの開発者向けメール"Developer Connection News"でXcode 3.0でマニュアルのアップデートが紹介されていました。しかし、そのファイルの拡張子が.xarでした。
これまでは拡張子.dmgでダブルクリックしてディスクイメージをマウントして、中の拡張子.mpkgのファイルをダブルクリックするとマニュアルがインストールされました。しかし、拡張子.xarはダブルクリックしてもアプリケーションを選ぶように言われるだけです。
この拡張子.xarのファイルは圧縮ツールxarのファイルで、本来はMac OS Xのインストーラ(Installer)などで使うつもりだったようです。xarの使い方は以下の通りです。
xar -xf ファイル名
伸張されたファイルはカレント ディレクトリに生成されます。xarの詳細はman xarか、以下のURLを参照してください。
http://developer.apple.com/documentation/Darwin/Reference/ManPages/man1/xar.1.html
XARプロジェクトでは様々な圧縮方法をXMLフォーマットで管理することを目指しているそうです。ファイルの中身を見るには以下のようにします。
xar -xt ファイル名
ただし、Xcode 3.0を使っている場合には、自動アップデートが可能になっています。
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