現在実験中ですが、現状のMac OS Xではプロジェクト管理ツールは使いにくいです。
Xcodeに不足している機能を上げると以下のようになります。
1.リポジトリを作れず、以下の作業ができません。
> sudo svnadmin create /svnrep
> sudo chgrp -R svnusers /svnrep/db
> sudo chmod -R g+wx /svnrep/db
2.リポジトリから直接インポートsvn importができません。
3.リポジトリから直接チェックアウトsvn checkoutができません。
4.手順が複雑です。
ターミナル経由で一度インポートしたものを削除して、
チェックアウトしたものをXcodeで開く事になります。
5.Xcodeからリポジトリの登録内容を見ることができません。
6.Xcodeでコミット時エラーが正しく表示されない事があります。
Xcodeの「SCM > SCMの結果」を表示して
右下の小さなアイコンをクリックすると表示されます。
しかし、その内容はログ出力に色づけしただけのものです。
プロジェクト管理ツールは特許対策としての「先使用権」を証明するために大切であることはほぼ間違いないと思います。しかし、Appleのサポートがこの状況では前途多難と言わざるを得ません。
ここは次期Mac OS Xに期待せざるを得ない…と考えると、噂のタイムマシーンが気になります。Xcodeからタイムマシーンを利用できるようになれば・・・これは便利で分かりやすいかもしれません。しかも外付けのHDDなどにバックアップするので、高速で安心です。これは期待できるかも(笑)
1 件のコメント:
製品開発経験の浅いプログラマにはプロジェクト管理ツールは障害時だけに利用すると思っている人が多いようです。
しかし、開発したプログラムが特許侵害で訴えられた時に、日時と作業内容の詳細とソースコードが記録として残ることは日米の特許裁判で証拠として重要視されます。これはオープンソースでも同じです。
会社で仕事をしている人には上司への作業報告としてもプロジェクト管理ツールの作業記録は有用です。逆にグループを率いて開発をするときにも、全体のバランスをみることができます。一人のプログラマとして担当部分だけを見るのではなく、プロジェクトとして全体を見る習慣をつけることをお勧めします。
また、この様な点がバックアップツールとプロジェクト管理ツールとの違いの一つでもあります。
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