2007年11月4日日曜日

LeopardからTigerを制御

LeopardからTigerをGUIで制御できます。

ご存じのかたは少ないかもしれませんが、Macintoshから他のMacintoshをGUIで制御するソフトウェアで最も初期のものに「Timbuktu」があります。

Netopia Timbuktu® Pro For Mac OS - Remote Control Desktop for Mac - Remote Computer Access

似たような機能が「リモートデスクトップ」という名称でWindows XPに標準付属しています。しかし、Macintoshでは「Timbuktu」も「Apple Remote Desktop」も有料でした。

しかし、LeopardでようやくWindows XPに追いつきました(苦笑)Leopard同士はもちろん、LeopardにTigerのディスクトップを表示して制御することもできます。以下は、その設定方法です。

■ Tigerの設定、
「システム環境設定 > 共有」を選択し、「ファイアウォール」タブを選びます。「新規...」ボタンを押し、表示された「ポート名」ポップアップメニューから「VNC」を選択し「OK」ボタンを押します。リストに「VNC」が表示されチェックマークが付いていることを確認します。

次に、「サービス」タブを選択し、リストから「Appe Remote Desktop」を選択します。右下に表示された「アクセス権...」ボタンを押し表示されたウィンドウから、以下のように設定します。

「ユーザ」リストから利用する人(アカウント)にチェックマークを付けます。利用したい機能を右の項目から選びます。さらに「VNC 使用者が画面を操作することを許可」にチェックマークを付けます。「OK」ボタンを押すと、「認証」を求められますのでパスワードを入力し「OK」ボタンを押します。

以上でTigerの設定が終わりましたのでAppe Remote Desktopの「開始」ボタンを押します。

■ Leopardの作業
Tigerの設定が終わると、Finderのサイドバーに「共有」項目が表示されます。「共有」項目の中にTigerの「システム環境設定 > 共有」で「コンピュータ名」として設定した名前が表示されているはずです。表示された名前を選択して、右側の「画面を共有...」ボタンを押します。ウィンドウをカラム表示にすると以下のような画面になります。



「画面共有」アプリケーションが起動して、名前とパスワードを入力します。名前はTigerで設定した「ユーザ」とそのパスワードを入力します。

以上の作業でウィンドウが表示され、Tigerを捜査できます。

リモートデスクトップは追いつきましたが、無料になったWindows XP版「Virtual PC」に相当する機能はLeopardにもありません。

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